検索
Sunao Hiyama
2017年4月4日読了時間: 1分
正義
身体が重く 時間だけが過ぎていく。 背中にはたくさんの 決めなければならないこと がのしかかっていて 一度通せんぼされると、日々は失速し その重さを知る。 まるで貨物列車のよう。 今日この重い貨車を引くのに必要な動力が、まだ見つからない。 ずっとあの夢を見ていたかった。...
閲覧数:27回0件のコメント
Sunao Hiyama
2017年4月4日読了時間: 1分
手
いつまでも君を抱きしめられる保証があればいいのに。 いつか離れていく君を想い 他に拠り所を探して でも、誰一人、永遠にはならないから。 みんな孤独な心を抱えている。 たまにすれ違う人となぐさめあいながら 寂しくて 辛くて 今夜は誰か優しい人の温もりを感じてから 眠りたい。
閲覧数:21回0件のコメント
Sunao Hiyama
2017年4月4日読了時間: 1分
信号
車の先に続く 夕暮れの道 私の不満が 続く道。 その場しのぎの幸福感を貪り 余計なもので肥えた体が 下り坂をどこまでも転がっていく。 あの空は、昔見た空だ。 この先も在り続く。
閲覧数:18回0件のコメント
Sunao Hiyama
2017年4月4日読了時間: 1分
春の夜風
この部屋の扉の向こうが 見たことのない世界になっていたら いいのに。 白い壁の迷路や 陽の落ちた、暗い住宅街や 風に揺れてる雑木林 誰にも会わず このまま 新しい世界へ行けたら 私は振り返ることなく生きるのだろうか
閲覧数:25回0件のコメント