風のはなしSunao Hiyama2023年10月29日読了時間: 1分オレンジ色の日差しあなたとの日静かな日触れる手は柔らかく優しい風が吹いて暗い木が揺れた私がどこか、遠い世界を見ていた横であなたはそれを、恐ろしいと言った
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...
ひとりこんなにも こんなにも…… 寂しいと 気づいてしまったら 喧騒の中 ぼんやり見ている 外の景色 ひとり、ずっとひとり 今も、これからも、その先も 変わらない、愛しい自分ひとり 一緒にいれば 心細くなるばかり 愛しい自分、ひとり
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