白い夜Sunao Hiyama2021年5月10日読了時間: 1分更新日:2023年10月17日車の通る音と、私の足音見慣れたブロック塀にかかる灯り曇り空の夜白い夜切り取られた、私の小さな世界これほど素晴らしいものはないこれほど私の望むものはない私の腕に感じる生暖かい夢は優しくて、とても寂しい
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...
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