72階Sunao Hiyama2019年12月29日読了時間: 1分嵐がくる遠くに雪を被った山立ち上る虹色の積乱雲美しい花火の音72階の静かな寝室で、私はそれを見て思わず外に飛び出した開いたエレベーターに乗っていた赤い服の派手な女「上へ登るのは恐ろしくないか」と聞くと派手な女は「死ぬ時は死ぬわ」と言って202階へ登っていった
嵐がくる遠くに雪を被った山立ち上る虹色の積乱雲美しい花火の音72階の静かな寝室で、私はそれを見て思わず外に飛び出した開いたエレベーターに乗っていた赤い服の派手な女「上へ登るのは恐ろしくないか」と聞くと派手な女は「死ぬ時は死ぬわ」と言って202階へ登っていった
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...
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