虚ろな青Sunao Hiyama2019年1月25日読了時間: 1分向こうへ 行けないだろうか 濃い 透明な青と 孤独な歌声に隔絶する 成熟した世界 現実か虚像か 過去か 未来かもわからない あの場所へ あの時へ あの世界へ 全てが揃う あの一瞬へ旅立つことを虚ろに見て 目前を漂う 私の青
向こうへ 行けないだろうか 濃い 透明な青と 孤独な歌声に隔絶する 成熟した世界 現実か虚像か 過去か 未来かもわからない あの場所へ あの時へ あの世界へ 全てが揃う あの一瞬へ旅立つことを虚ろに見て 目前を漂う 私の青
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...