DanceSunao Hiyama2018年3月4日読了時間: 1分胸を押す冷たい風 頭の痺れ 遠のく意識 衝動的に倫理を踏み外す恐怖 一人ではないはずなのに 心に絡まる強烈な孤独感 背中を慰めてくれるのは 誰かの手 うねりを受け流すことのできる人に体を預けて 踊る 私のダンス 悲しみのリズム
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...
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