あれからどれだけ経っただろう。
言いたいことがあるのに
伝えたいことがあるのに
じっと胸の中にしまい込んだまま
それは仕事の集中を妨げ
私の安息と平穏の邪魔をする。
難しい感情の揺らぎを理性で無理やり抑えつけ
屁理屈を並べて忘れようとして余計に辛くなり
状況を変えたいと、画面を開いては閉じる。
どんな言葉も伝わらないと
伝える前から挫折している。
幻想の霧の向こうにいる君に
手を伸ばしても触れることのできない君に
拒絶を恐れて動けない臆病者がすることは
ただ一方的に、想い続けるだけ。
どうしようもなく、ずっと、想い続けるだけ。