瞬きSunao Hiyama2017年4月9日読了時間: 1分見慣れた街は 重い雲を垂れ下げて 降り止まない雨が 私の世界を閉ざしている。 瞬き その儚さは 凍えた胸の中に沈んでいて 私にその予感を覚悟させる。 欲しいものは、希望 これから向かって行ける場所。
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...