桜 Sunao Hiyama2017年4月7日読了時間: 1分懐かしい記憶の切れ端を 日差しを受けた鏡の中に 見つけてしまったのは 心地の良い幸せな夢を 見てしまったのは 昨日、懐かしい君の声を聞いたから あの古い家に入ったから 去年の今頃は、 その前の年の、今頃は・・・。 記憶は、強い風に白い花が逃げていくように。 いつかこの季節の変わり目を、心から喜べるようになりたい。
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...
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