磨耗Sunao Hiyama2017年4月4日読了時間: 1分自分は間違っていないと 頭の中で、言い訳めいた議論が止まらず 自分が楽な方へ、自分を言い包めて そんな時こそ、大抵間違えていて なんとなく、気がついていても 背を向けて 人はどこまでも一人 誰かの力を借りたとしても 胸が軋み、泣いている。 静かに、孤独に潰れている。
自分は間違っていないと 頭の中で、言い訳めいた議論が止まらず 自分が楽な方へ、自分を言い包めて そんな時こそ、大抵間違えていて なんとなく、気がついていても 背を向けて 人はどこまでも一人 誰かの力を借りたとしても 胸が軋み、泣いている。 静かに、孤独に潰れている。
コントロールそれは多分、突然、ではなく 少しずつ、軋み始めていて 油断すると、ぐらりと崩れ落ちる 目眩がして ベッドに転んで 頭から毛布を被る 聞きなれたいつもの音楽で耳を塞ぎ 目を閉じて、じっと心の嵐が過ぎ去るのを待つ 大丈夫、大丈夫 あれは、今じゃない 今は見てるものも、何もかも、...